1997年初めてタイを訪れ、5本のヘンプを買ったのが、ふありを始めるきっかけとなりました。
布のことは何も知らず"本物ってどんなものだろう"と、製作地を訪ねたら何か分かるかもしれないと思い、アジアの旅が始まりました。
古いもの新しいものにかかわらず"好きな物だけ"買う旅を年4〜5回続けて現在に至ってます。
現在の店舗は築100年の私の生家で、銀光堂とふありの2つ店を営んでいます。
アジアを旅するようになったのが偶然にもアジアの布ブームと円高が重なり、旅好きに更に火がつきました。
好きな旅をしながら制作地を訪ね歩いているうちに、生活の中から生まれた布が家族の幸せや健康を願ってひとつひとつ丁寧に作られたことを知り強く惹かれるようになりました。
きれいな工業製品を見慣れていたため、最初こそ戸惑いもありました。
けれど、名もない人達が作った布や、子供が刺繍をしながら売ったりしている姿を見るとたとえ稚拙なものでも、心ひかれるものがありました。
こうして28年間のアジア通いが始まりました。
銀光堂は、約100年前の大正15年、現在の秋田市寺町に五十嵐銀蔵が菓子屋を創業しました。
当時は結婚式や葬式などの口取り菓子など沢山のお菓子作っていました。
現在は銀蔵のひ孫が、当時の職人さんから技術を引き継ぎ、もろこし"と"秋田城瓦せんべい"を作っています。
もろこしは佐竹さんの時代からある落雁に似た打ち菓子です。
通常は固くてしっかりとした歯応えがあるのですが、銀光堂のもろこしは食べやすい固さになっています。
材料は小豆粉と砂糖のみで、水を入れて混ぜ合わせ、木型に入れ手打ちします。
それから"ホイロ"で一晩炭火乾燥します。
現在は3種の味のひとくちもろこしだけです。
・こけしもろこし(焼き)
・豊穣もろこし(焼きとさらし餡)
・黒砂糖もろこし
秋田城瓦せんべいは実物の秋田城の瓦から拓本を取って、鉄製の型を作りました。
材料は小麦粉・砂糖・卵・バターのみで、一枚づつ手焼きしています。
〒010-0924 秋田県秋田市旭北寺町1-39